clovers~美少女カルテット~

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A.そもそもなる必要がないから

ということで、前回のタイトルに関しての答えはこれしかないのですが、どっちも好きな人は解ってるよね。というレベルの話でした。

なにはともあれアニメ版DiesIraeも、だんだん安定してきたかなぁという感じですが、今の時期外せない話題といえば劇場版Fate/StayNight(以下SN)第三の物語ということで、ヘブンズフィールなんですが、僕は残念ながらまだ見に行ってません。

とはいっても周りの評判を聞く限り安心て見れそうなので、見てきたいと思います。

ヘブンズフィールといえば今までの二ルートとは真っ向から反しながらも、数奇に絡み合う「正義とは何か? 大切なモノは何か?」と問うストーリーになっているわけですが、ここでもDiesIraeとの違いが出てくるわけですね。

まず、DiesIraeとは「ある男の一生を賭けた純粋な恋物語」があって、そこに「生とは何か? 生き抜くとは何か? 愛とは何なのか?」というテーマが乗っているように思えるんですね? なぜ「?」なのかというと香澄ルートではそこが薄く感じたしからなんですが。

そこに対してSNというのは、「善の物語」というものにド直球で切り込んだうえで、「正義とは何か? 信念とは何か? そして、その二つが相反しかねない時に、何が起きるのか? なにが悪で何が善なのか?」ということがテーマであると考えています。

もうこの時点でだいぶ違うんですね。ここ、まで来て何が違うの?とか言われるとお手上げではあるんですが。良作やったことのある人は解るというか、まさにこれがDiesIraeファンが「どうすんのよ?」と懸念していたことの一つなわけですが、言ってしまえば、Fateは各ルートでテーマの問自体が違うわけなんですね。対してDiesIraeは一つのテーマに対して、各ルートで違う視点から答えを出してはいるものの、問自体は変わらないんですよ。つまり全体像を1ルートやっただけではテーマは解ってもそれに対する答えが明瞭じゃないんですね。(とはいっても、ズバッとセリフで言っちゃうこともあるんで解りずらいということはないんです)

ついでにギャグに関してなんですがFateに関しては割と「どこかの時空で」みたいな謎時空や並行世界を持ってきてやることが多いじゃないですか。

それに対してDiesIraeは、「楽屋裏みたいな曖昧な感じや作中時系列のどこかで、起きたかもしれない話」で押し通すことが多いような感じで、そのせいか余計にキャラが崩壊しやすかったり、ギャグ時空に力関係が引っ張られたりしているように感じています。

今後どんな進み方をしていくか楽しみなDiesIraeですが、とりあえず今日はこの辺にしておいて明日のヘブンズフィールを楽しみにしておきたいと思います。